カテゴリー別アーカイブ: 残響 ネタバレ感想考察

残響のネタバレ感想考察。残響について。ある工場町に暮らす少年・智(さとる)。隣部屋に住んでいる老人が毎週水曜日のデイサービスの後に智を呼び、話につき合わせていた。物語は死期の迫った老人が智に、ある頼みごとをしたことから動き出す。

残響 2 頼みの綱はトカレフ

残響

(残響より引用)

残響 今回のあらすじ

老人・瀬川の頼みで香典を渡しに向かった住所は厳つい人の事務所だった。応接間に通された智は、出てきた組員・倉持に話しをする。森田克彦の遺族に瀬川元治の頼みで香典を持ってきたと。森田はオジキだった。倉持は智を残して部屋を出て行った。一人残された智は、部屋をみて古臭いと思う。扉が開き、温かいお茶を持ってきた長い黒髪の者。智はまつ毛が長いという思う。

倉持はマッサージ屋にいる上の者に話をすると話が本当なら命でケジメをつけるようにと倉持にこの件をまかせる。倉持は、事務所にかえると智に、森田は組のものだったので香典は置いていけと。智は断る。倉持は智の腹に拳を食らわす。うずくまった智にゴルフクラブで殴る。そして、部屋に閉じ込められる智。

窓もない部屋で、唯一の扉に小窓がついている。その小窓が開き、長いまつ毛が覗く。金を払えば○力を振るわないから早くお金を払えばいいと智に提案するも許否する智。バラバラにされちゃいますよ、と差し入れを置いてさっていくまつ毛。

まつ毛は女装をした男だった。

何度も倉持に殴られても金の在り処をはかない智。まつ毛の男は、なんでそんなに頑張るのかを聞く。智は、命をかけてまともな人間にしようとした瀬川との約束だと。こんなところで諦めるならホントのクズになるような気がすると。智はまつ毛の男に頼みごとをした。駅の裏の倉庫みたいなところにあるものを取ってきてほしいと。

まつ毛の男が駅の裏で見つけたのは500万円の大金とトカレフだった。智が取ってきてほしいのはこっちだと察する。智はトカレフを待っていた。

続きを読む

残響 1 「スカイハイ」高橋ツトムの新連載 壁ドン

残響 壁ドン

(残響より引用)

残響 概要

ある工場町に暮らす少年・智(さとる)。隣部屋に住んでいる老人が毎週水曜日のデイサービスの後に智を呼び、話につき合わせていた。物語は○期の迫った老人が智に、ある頼みごとをしたことから動き出す。

残響 今回のあらすじ

工場町に住む少年・智(さとる)。猛暑なのに年々暑さを感じなくなってくる。身体が生きていないからだと感じる智。壁の向こうから壁を叩く音「壁ドン」がする。毎週水曜日、デイサービスがある日、隣部屋に住む老人が、壁にボールを当てて智を呼ぶ。

ドアを開けると老人が横たわり智を呼ぶ。智は競馬の話なら帰るというが、老人は座れという。老人の体には刺青が入っている。元厳つい人らしい。話はつまらないがお互いヒマだから付き合っているという。

残響 老人 瀬川

(残響より引用)

老人は智にほしいものはないかと聞くがないと応える。老人は今日が智の誕生日だろと聞き返す。老人は来年には祝えないから今年祝ってやろうかと。末期で長くないという。それを聞いても智には関心がない。

老人はやぶから棒に押入れを開けてみろと。智が押入れを開けるとそこには人間の頭蓋骨が置かれていた。智は微動だにしない。老人は智が驚かないことを察していた。でも智は偽物だろというと本物だと返す。続けて、老人はその頭蓋骨の主以外に二人○しているという。昭和30年代に。

老人は智に頼みごとをする。頭蓋骨の横に置かれている封筒には500万円がはいっている。それをやるかわりに自分を○してほしいという。何事にも無関心だった智だが、この申し出に驚いた。

老人は、頭蓋骨のさらに置くにある封筒のなかを智に確認させる。拳銃が入っている。それで一発で済むからと。老人は、自分のような人間が病で○ぬのは贅沢だという。ひと思いに逝かせてほしいという。昔の恨みだと思われて誰も智のことを疑わないから大丈夫だという。500万円と銃を持って逃げてくれと頼む。智は昔の仲間に頼めばすむことじゃないかという。

老人は、以前、智が猫にエサをやっているところを見たが、目が○意の塊だったという。弱いものを攻撃する男。性根が卑しいのだと。だから、自分をやって金を手に入れてくだらない人生を変えてみろという。衝動をぶつけるなら自分より強いやつに向けろという。

智はゲームセンターで働いていた。ガラの悪いチンピラがくだらない理由でクレームをつけてくる。殴られて罵倒されても何もできない智。このときに、老人が持っていた銃があればと思う。

しかし、その日以来、老人が「壁ドン」で智を呼んでも智はいかなかった。秋になり、水曜日がきても老人からの「壁ドン」がない。智は老人の部屋を訪ねる。呼吸も浅くなった老人は、智に○を待ち見下ろすだけの卑しい人生なら○すと逆に老人は脅す。涙が出てきた智は座り込み、何故呼ぶのがデイサービスのある水曜日だけなんだと聞く。老人は身だしなみだという。シャンとしたまま○にたいと。しかし、今日は水曜日だけど呼ばなかった理由を聞く。老人はもう腕があがらないのだという。

残響 老人 瀬川

(残響より引用)

智は決心をする。銃を持ち、一線を越えたら無事でいられるのかと自問自答する。しかし、そもそも無事とはなんだ。ただ、夏を暑いと感じたいだけだと。智は老人にこの後どうしたらいいと訊ねると、老人は自分が○した遺族に香典でも払ってきてほしいという。住所は封筒に書いてあると。そして、二人は笑い、智は引き金を引いた。

冬になり、雪降る中、智は街中でゲームセンターでクレームをつけてきたチンピラにバッタリと出会い、人気のないところへ連れて行かれる。そこで、智は拳銃を突きつける。

智は、老人が昔○した遺族の住所へと向かった。そこは、厳つい人の事務所だった。

続きを読む