日別アーカイブ: 2015-09-12

うしおととら 11 真由子

うしおととら 概要

うしおととらは、主人公の少年「蒼月潮(通称:うしお)」が妖怪「とら」と共に、妖怪退治の槍「獣の槍」を武器に、大妖怪「白面の者」と戦う姿を描く妖怪伝奇アクション漫画。「うしお」と「とら」の出会い、「獣の槍」と「白面の者」との戦いは全くの偶然のようであったが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。人間と妖怪を超えた深い絆を主軸に置きながら、非常に多くの登場人物達のエピソードが描かれ、それらが終盤に向けて一つに収束していき、物語は最終決戦に至る。

うしおととら 第11話ネタバレストーリー・あらすじ「一撃の鏡」

中村麻子は、誰かにおんぶされている背中で目を覚ます。これは、小学三年生の時のことだ。麻子をおんぶしている男の子は昔から誰かのために傷だらけになっていた。おんぶされている麻子は、おんぶしている男の子に声をかけようとする。

目を覚ます麻子。現実に戻された麻子は、あんな夢を見てしまったことに頭を抱える。麻子は、立ち上がり布団を投げつける。あいつのせいだ、あいつが何も言わずに消えたからと蒼月潮を罵る。

井上真由子は、父親が中国の年代物の鑑をみて、パンを食べながらその価値がわからない。そんな娘に説明する父親。母親から旅行の準備をしてほしいと催促する。しかし、父親は、一度でいいから真由子に自分が手に入れた鑑を褒めてほしいという。

真由子が鑑を見つめると何かを感じる。その真由子の反応をみて、父親は期待を膨らませる。真由子はやっぱり好きになれないというと父親はがっくりくる。

玄関からは麻子の元気のいい挨拶が飛んでくる。真由子の母親は自分たちが旅行の間、真由子をお願いねという。真由子の両親は夫婦水入らずでヨーロッパ旅行をしてくる。父親は、ヨーロッパでもいいものを買ってくるぞと。

中村麻子と井上真由子 | うしおととら

中村麻子と井上真由子 | うしおととらより引用

登校時に、真由子は父親が買って来た中国の鑑の話をする。麻子は、骨董品ならまだましだという。麻子の父親は筋トレの道具を買ってくる。真由子はどっちもどっちねと。それよりも今晩は何しようかと聞く麻子。お菓子かって女子トークしようと。昔は麻子と真由子は良くお泊まり会をやったという。昔を思い出す麻子は、一緒に潮のことも思い出す。そして、ため息をつく。

中村麻子と井上真由子 | うしおととら

中村麻子と井上真由子 | うしおととらより引用

真由子は、麻子が最近よくため息をするものだから、潮のことでと目を輝かせる。麻子は、なんでもそっちに結びつけないでと否定する。真由子は元気な潮が何日も学校休むことを心配するが麻子はずる休みだという。

麻子は学校内でもため息ばかりで上の空だった。真由子は麻子を元気づけさせるために学校の帰りに潮の家に寄ろうという。麻子と真由子が潮の家にいくと、父親の紫暮がでてきて、潮がいない理由をいうの忘れていたという。自分の代わりに親戚のところに行かせたという。

潮ととらは鎌鼬のところに世話になっていた。夕食をごちそうしてもらっていた。とらは以前真由子からもらった「はんばっが」というやつを食いたいという。

潮は、庭で歯磨きをしていると池の水面が揺れ始める。そして、水面に麻子が映し出される。映し出された麻子は「まゆこ」と言って何かを抱いていた。そして、映像は消える。

潮は、とらでも鎌鼬でもいいから水面に映った声を聞く方法はないかと聞くと、鎌鼬が水の鏡でしょうかと聞く。鎌鼬は、潮ととらを鏡に詳しい人がいるという。鎌鼬は、洞窟の奥にいるものを呼び出す。

すると暗い洞窟の奥から何か光る。雲外鏡のおんじが現れる。雲外鏡のおんじは久しぶりだと鎌鼬に声をかける。なにやらカタカタと震える。何か変だと感じる雲外鏡のおんじは目の前に獣の槍があることに気づき、仰天する。

雲外鏡のおんじ | うしおととら

雲外鏡のおんじ | うしおととらより引用

雲外鏡のおんじは、鎌鼬になんてやつと連れて来たんじゃと洞窟に奥に逃げていく。潮も鎌鼬も誤解だというも雲外鏡のおんじは獣の槍を怖がる。そこに、とらが雲外鏡のおんじの頭を抑えて話を聞いてやれという。雲外鏡のおんじは長飛丸に頭を掴まれて涙目になる。

仕方なく、話を聞くことにする雲外鏡のおんじ。事情を聞いた雲外鏡のおんじは少し前からみてみるかと、鏡に映像を映し出す。

夕方、井上家にやってきた麻子。リビングにきた麻子は、古びた鏡を見つける。真由子はこれが言っていた父親が買って来た鏡だという。すると真由子は、麻子の鏡を動かしたかと聞く。裏が前を向いてたのにと。気にせず、買って来たお菓子のことに話題をかける女子二人。

すると、鏡から声が聞こえた。

麻子と真由子は話題を小学三年生の話にする。麻子と真由子が自由工作で作ったものを犬にとられて、それを潮に話したらつまらなそうに聞く潮。夜になっても潮が帰ってこなかった。大人たちが探しまわっている時に、麻子は河川敷にいくと、潮が真由子たちの自由工作を取り戻すために犬と戦っていた。そして、麻子は潮におんぶされる。真由子はあの時みたいに潮は帰ってくるという。

どくんどくんと音が聞こえ始め、それが父親が買って来た古い中国の鏡からだと気づく二人。鏡から何か出て来た。その何かが麻子を狙っていたから真由子は咄嗟に麻子を突き飛ばすと、真由子が食われ、鏡の中に引きずり込まれた。

雲外鏡のおんじは、その鏡のことを鏡魔という。ある男が女への怨念を呪法にして鏡にこめたものだという。潮はどうすればいいと訊ねる。雲外鏡のおんじはあそこまで送ってやるというが、水が湯になるぐらいの時間で戻ってこなければ、一生鏡から出ることができぬと忠告する。