日別アーカイブ: 2015-10-22

キングダム 450 桓齮軍・元野盗団の退却法「火兎の笛」

桓齮軍・元野盗団の退却法「火兎の笛」が一番生存数が多いと語る桓齮 | キングダム

桓齮軍・元野盗団の退却法「火兎の笛」が一番生存数が多いと語る桓齮 | キングダムより引用

キングダム 概要

中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に戦乱の世を描く戦国ロマン。信は飛信隊とともに成長し、大将軍へと登りつめる。

キングダム 第450話ネタバレストーリー・あらすじ「野盗の意地」

慶舎も見落としていた絶体絶命の窮地における元野盗団の「知恵」。

雷土はゼノウに「火兎」を鳴らせと指示を出す。

雷土とゼノウは、各々の笛を取り出し、吹き鳴らす。それは戦場中に響き渡る。

桓齮軍・元野盗団の退却法「火兎の笛」 | キングダム

桓齮軍・元野盗団の退却法「火兎の笛」 | キングダムより引用

その音色を聞いた桓齮軍は、戦闘を止め、その場から逃走を始める。

火兎の笛は、彼らが野盗団だった頃から使われている代物で、意味は「絶体絶命」「完全包囲」。隊ごとの伝令や号令は必要なく、全員野盗時代に戻り、脱兎の如く我先にその場から逃げさるのである。

桓齮軍の逃走方法に唖然とする岳嬰 | キングダム

桓齮軍の逃走方法に唖然とする岳嬰 | キングダムより引用

軍隊の退却ではなく、個々で逃げるために倒れるものがいても踏みつけて逃げる。

桓齮軍の逃走方法を嘲笑う岳嬰 | キングダム

桓齮軍の逃走方法を嘲笑う岳嬰 | キングダムより引用

その姿が軍隊の退却とかけ離れていたことで岳嬰は固まった。その無秩序、無様さに岳嬰は嘲笑する。岳嬰は、桓齮兵の背中を討てと号令をかける。

桓齮軍本陣にも雷土・ゼノウの火兎の笛の音が聞こえていた。桓齮は、趙軍からすれば素人丸出しの逃げに見えるだろうが、なんだかんだであの逃げ方が一番多く助かると。

野盗時代、山々にひそみ、秦軍に追われながらも捕まらなかった彼らは「逃げ」のプロである。そのプロ達の経験から最も生還率が高いと生み出された逃げ方が、味方を一切気にせず「個」の逃げ方である。

「集」で追ってくる敵のターゲットになればひとたまりもないが、その間、他の多くが逃げる時間となる。そして、何より倒れた仲間をも踏みつけていく走りは追撃している岳嬰兵が目を疑うほどの「速さ」だった。

この逃げ方にはもうひとつ利点がある。

岳嬰の部下が、雷土とゼノウの姿を見失ったと報告する。将を守るために殿などあれば追跡もしやすいが、完全に個々で散ってしまっていては追っている方角すらも分からなくなるという。