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ゴールデンカムイ 61 ジョッキー騎手になったキロランケ。明治時代の競馬場の仕組みと賭け方

ジョッキー騎手になるキロランケ | ゴールデンカムイ

ジョッキー騎手になるキロランケ | ゴールデンカムイより引用

ゴールデンカムイ 第61話ネタバレストーリー・あらすじ「蝦夷地ダービー」

日本初の洋式競馬は1860年代、欧米人の居留地である横浜の根岸で開催された。明治末期まで根岸競馬場以外では、馬券の発売を禁止していたため、日本各地の競馬場での賭博行為は個人間で行われていた。

日露戦争後、軍馬改良のため、競馬が奨励され、馬券の販売が政府によって黙認されると日本各地で競馬場が設立され、大金が飛び交い、一気に競馬人気が過熱した。

政府の黙許は、日露戦争でロシアから賠償金が取れなかった国民の不満をそらすためという説もある。

競馬の賭け方をインカラマッは白石に聞く。

明治時代の競馬場の仕組みを白石が解説 | ゴールデンカムイ

明治時代の競馬場の仕組みを白石が解説 | ゴールデンカムイより引用

馬券には「ガラ」と「アナ」の二種類がある。

「ガラ」は、一枚いくらの切符を買うと番号が書いてある。客が賭ける馬をクジで決める。その番号の馬が一着になれば掛け金の何倍か決まった額の配当金が戻ってくる。

白石は、ガラ馬券は自分で賭ける馬を選べないからダメだという。といっても蝦夷地ダービーでは、ガラ馬券がないのでいいという。

「アナ」は、一着になる馬を選んで一枚五円の馬券を買う。アナ馬券は、1レースに何枚も買える。配当金は倍率で決まる。

当時の競馬は単勝式のみだった。

インカラマッは倍率のことを聞く。

明治時代の競馬場の仕組みを白石が解説 | ゴールデンカムイ

明治時代の競馬場の仕組みを白石が解説 | ゴールデンカムイより引用

主催者が集めた掛け金を預かって馬を走らせる。そして、一着の馬を当てた人たちに掛け金が山分けされる。その馬にかけた人が多ければ、一人ひとりのもらえるお金が少なくなる。逆に賭けた人の少ない馬が勝てば山分けされるお金が多いという。これをパリミュチュエル方式という。

馬券一枚五円もするから買えるのかと聞くと白石は、へそくりに3円持っているという。2円足りないが、競馬場には、「宰取」という世話役がいて、同じ馬券を買いたい客から1円2円を集めて、5円にまとめて買うやり方がまかりとおっているという。

競馬場に出走する馬がエントリーしはじめる。白石は、インカラマッに出番だという。一番になる馬を占ってくれという。

強いと評判の3番の馬を占ってもらうと違うという。白石は細い声でほんとうかと聞く。インカラマッは、シラッキカムイは4番の馬だという。

エカエカを白石に売却するインカラマッ | ゴールデンカムイ

エカエカを白石に売却するインカラマッ | ゴールデンカムイより引用

インカラマッは、エカエカという手首につけるお守りを白石に20銭で売りつける。