- はじめの一歩 第1195話ネタバレストーリー・あらすじ「拳重なる時」
- はじめの一歩 第1195話ネタバレ感想・考察
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はじめの一歩 第1195話ネタバレストーリー・あらすじ「拳重なる時」
一歩はダウンのカウントをとられたことを、鴨川会長の口から聞かされ、自分がダウンしたことを自覚する。
一歩は、ダウンしたことよりも、コーナーに追い詰めて新型デンプシーロールを決めることに頭がいっぱいだった。
しかし、鴨川会長は、繰り返し言う。新型デンプシーロールにこだわるな、と。
新型デンプシーロールにこだわるなという言葉をにわかに受け入れられない一歩。
受け入れられない一歩に、鴨川会長は説明する。
ダウンまでとられ、練習してきたことを披露する余裕はない。
ゲバラとの戦いは、勝ち方よりも勝つコトにこだわれと一歩に言い聞かせる。
会長の怒号ではないゆっくりとした口調を聞いて、一歩は、少しずつその深刻さを身に染みてくる。
しかし、一歩の新型デンプシーロールを見せたいというはやる気持ちが鴨川会長の言葉を受け入れようとしない。
一歩は、ダウンについてひどいダウンの仕方をしたのかと鴨川会長に聞く。
一歩は、足が絡んだだけで効いていませんと自己申告する。
だから、新型デンプシーロールを打ちたいという一歩の意思表示だった。
それほどまでに自分の意志を前面に出す一歩に、鴨川会長は少したじろぐ。
一方、ゲバラのコーナーでは、ゲバラは荒い息で座っている。
一歩の強さを身に染みている。
ゲバラのセコンドは、ゲバラを褒め称え、ダウンまで取った。「また」ダウンをとれるかもしれないと元気付ける。
しかし、ゲバラ自身は、ダウンをとるならコーナーに追い詰められてからだと考える。
しかし、先程のように、拳を置いているだけではダメだ。今度は、大振りをしてこないと考えるゲバラ。
そうなれば、一歩の破壊力のあるパンチを打ち合わなければならない。
自分の臆病さに勇気を欲するゲバラ。
セコンドアウトのブザーが鳴る。
リングを後にする鴨川会長は、先手をとれと戦略の話をするも一歩は、新型デンプシーロールにこだわるなという鴨川会長の言葉に反発していた。
リングを降りる鴨川会長に八木は、一歩ならやってくれるという。
鴨川会長は、はじめてデンプシーロールを出した時のように胸が高鳴ったが現実にはならなかった。そして、その先も過去の勝ちはと別ものとなるのかと危惧する。
八木は、一歩の背中から沸き立つ蒸気をみて、気合十分の一歩を見て、負けることを頭から振り払う。
鴨川会長も八木も一歩の勝利を願っている。
第4ラウンド開始のゴングが鳴り響く。