キングダム 514 最低の愚作の極みだと評価される王翦の戦略の意図

王翦の策を最低の愚作の極みだと評価する河了貂 | キングダム

王翦の策を最低の愚作の極みだと評価する河了貂 | キングダムより引用

  1. キングダム 第514話ネタバレストーリー・あらすじ「愚作の極み」
  2. キングダム 第514話ネタバレ感想・考察
  3. キングダム 概要
  4. キングダムを連載している週刊ヤングジャンプについて

キングダム 第514話ネタバレストーリー・あらすじ「愚作の極み」

趙軍の東側から攻め入る燕国のオルド。

趙の司馬尚の実力を目の当たりにする。

それをみたオルドは、強敵の出撃に心が躍るも出陣の直前に急報が飛んでくる。

趙の東軍の知らせだった。

侵攻してきた燕軍の退路を断つために燕に侵攻する趙の東部長官・鈍足の趙泊 | キングダム

侵攻してきた燕軍の退路を断つために燕に侵攻する趙の東部長官・鈍足の趙泊 | キングダムより引用

燕は趙の東軍とはよく戦っているため、東軍を指揮する趙泊をよく知っていた。鈍足で知れ渡っている趙泊を侮っている。

その趙泊は、侵攻している燕軍ではなく、燕領土内の城を攻め落としているという知らせだった。

侵攻してきた燕軍の退路を断つために燕に侵攻する趙の東部長官・鈍足の趙泊 | キングダム

侵攻してきた燕軍の退路を断つために燕に侵攻する趙の東部長官・鈍足の趙泊 | キングダムより引用

しかも、趙泊は、燕の城をひとつ落として、二つ目の城を攻めているという知らせ。

趙に攻めにいった燕軍の退路を断つつもりだ。

趙泊の戦い方ではないことを知り、オルドは、李牧が燕に攻められた時の戦略として、あらかじめ練ってあった戦略を趙泊が実施したと考える。

オルドは、李牧の戦略はさすがという感心があった。ひとつ気に入れないのは司馬尚の存在。燕軍二万に対して、1/4である五千で練られているものだった。

オルドは、仕方なく奪われた二つの城を取り返すべく、趙侵攻を取りやめ、退却することにした。

司馬尚も退却するオルドは追わず、自分の城、青歌に戻る。

李牧は王都圏までの帰り道で休憩のために城に寄る。

その城で、燕軍が退却した知らせを聞き、列尾を越えた秦軍の行方を聞く。

進軍がギョウではなく、小都市の城を落としている報告をし、李牧は驚く。

李牧どころか、秦軍の内部でも困惑は広がっていた。

陥落させた城の中では、桓騎軍の兵たちが略奪をしていた。

信が略奪行為を止めようとするも蒙恬が信を止める。

今回は、城に隠してある食料を見つけるために桓騎軍の略奪してきた経験が役に立っている。

しかし、桓騎軍の摩論は不平を漏らす。

陥落させた城で桓騎兵に食料を一粒残らず発見させる王翦 | キングダム

陥落させた城で桓騎兵に食料を一粒残らず発見させる王翦 | キングダムより引用

城主の屋敷の地下と城外の地下にも食料庫を発見し、各民家にも隠してある食料を一粒残らず発見したと報告する。

しかし、桓騎軍の砂鬼一家の公開拷問すれば一発で発見でき、労力がかからなかったと愚痴る。

陥落させた城の民間人を傷つけた者は斬首に処すると厳命を出す王翦将軍 | キングダム

陥落させた城の民間人を傷つけた者は斬首に処すると厳命を出す王翦将軍 | キングダムより引用

王翦将軍は民間人に危害を加える行為一切を禁止した。

民から短期間ですべての兵糧を奪うために桓騎軍の力が必要。そのために、金品の強奪は目をつむるという交換条件のようなものだという蒙恬。

兵糧を奪うために都市を襲ったとしたら最低の愚作の極みだという河了貂。この都市を落とすために半日かかり、その分の兵糧を失ったし、趙軍に半日猶予をあたえてしまった。都市で獲得できる兵糧は二十万の兵からすると微々たるものだという。

河了貂の意見に同意する蒙恬。蒙恬は、厳命まで出して民を守った意味が引っかかるという。

王翦将軍は、民を集め、危害は加えさせないと断言する。拷問や乱暴をされると思っていた民の表情は明るくなる。

王翦の言動は正義の将軍だったのかと思う信だが、軍の総大将が敵の民にこんなことをいうこと自体は異常だと感じる。それは桓騎兵も王賁も同じく感じていた。

王翦は続ける。

城の民間人に隣の城に移動してほしいという王翦将軍 | キングダム

城の民間人に隣の城に移動してほしいという王翦将軍 | キングダムより引用

危害は加えないが、これは戦で、民から兵糧と城を取り上げるといい、食料のない民には力尽きる前に隣の城に移動してもらいたいと嘆願する。その言葉に民は感謝する。

王翦は、同意する民をすぐにでも城から出す。

王翦の意図が汲み取れない信は河了貂に解説を頼むも河了貂も頭が回らない。

ただひとついえることは、王翦の目的は兵糧ではないということ。

目的は、城の外にでた民間人だということ。

キングダム 第514話ネタバレ感想・考察

ギョウ付近の9つの都市を奪って城を連携させて要塞化させる線はなくなった。

王翦の戦略は絞られる。

9つの城の民をすべてギョウに向かわせて、収集できないほどの大量の民間人を人質にギョウを攻め落とす、という作戦。

実際のギョウには二十万の1/5しか攻め込んでいないという史実からして、人質として、大軍で攻めるのではなく、大量の民間人の中にまぎれて、ギョウを内側から攻めるという作戦だろう。

4/5の兵は奪った9つの城の防衛にあたっていると考えられる。

趙軍には、9つの城を要塞化してギョウ攻めの拠点にすると思わせておいてからのギョウ内部からの侵略という筋書きなのではないだろうか。

李牧が、民間人を怪しんだところで、食料がない民間人を放置することもできない。

ギョウの防衛力は王翦自身がカンペキだというぐらいだから、正攻法ではないだろう。

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キングダム 概要

中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に戦乱の世を描く戦国ロマン漫画。信は飛信隊とともに成長し、大将軍へと登りつめる。

キングダムを連載している週刊ヤングジャンプについて

週刊ヤングジャンプは、毎週木曜日発売の週刊青年漫画雑誌。創刊時の編集方針は「愛・力・権力(からの解放)」。これは『週刊少年ジャンプ』の三大方針である「友情・努力・勝利」を受け継ぎつつ、少年漫画の枠を取り払った自由度の高いマンガ誌において何を描くかという視点から生まれたものであり、いずれも想定読者層である10歳代後半から20歳代前半の頃に誰もがぶつかる壁でもあった。


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