シッポは遺伝ではなく、病気ではないという。
真央の心の形だという。心の形がシッポの形となって外に現れている。
見えるスタンド能力と考えていい。
真実は治すなということだと岸辺露伴は言う。
それだけいうと、岸辺露伴は野球観戦に向かうと別れを告げる。
山岸由花子は、岸辺露伴を止める。
何も解決していない。治してと願う山岸由花子に岸辺露伴は、断るとはっきりいう。
『ヘブンズ・ドアー』は治すスタンドでもないといい、それに「治す」というも何を「治す」のかと問う。「普通」というのもわからないという岸辺露伴。普通の基準はどこからどこまでが普通なんだと問う。
岸辺露伴は、片平真依にいう。保護色になって5センチのシッポがあるというだけで誰も困っていない。それが真央ちゃんだという。何ひとつ悪くない。問題はどこにも見当たらないと指摘する。
そして、岸辺露伴は、『ヘブンズ・ドアー』は治すという能力は元々ないのは知らないのかと山岸由花子に念を押す。自分の花粉症のほうがよっぽど直したい愚痴る。
母親の真依は、真央はイジめられると心配する。
医者を頼っても何も教えてもらえないという。
母親の心配を聞いても岸辺露伴は、現実はイジめられると断定する。だが断るとつっぱねる岸辺露伴。
精子バンクで子供を産んだのは片平真依の選択した道だし、娘も母親もそれに従うべきで、自分た経ち入らないという岸辺露伴。