銀平飯科帳 6 写楽の謎を追って江戸時代に

銀平飯科帳 写楽

(銀平飯科帳より引用)

銀平飯科帳 概要

小さな居酒屋の若店主・銀次は、創意工夫を凝らした料理を出していたが、真面目に修行をしてこなかった彼の店には閑古鳥が鳴いていた。「昔に戻ってやり直したい」と神社で願掛けをした銀次は、神社の井戸に落ちると江戸時代にタイプスリップしてしまった。

銀平飯科帳 今回のあらすじ

平賀と葉瑠は二人で写楽展にいってきたという。銀次は二人でいってきたということに嫉妬する。しかし、写楽の「しゃ」の字も知らない銀次。

写楽は、世界的にも有名な江戸時代の浮世絵師。レンブラント、ベラスケスと並ぶ世界三大肖像画家。デフォルメを駆使した独特の画風も素晴らしい。それにもまして魅力的なのは謎だという。

写楽は、生年月日も没年も記録に残っていないどこの誰かもわかっていないという。絵師の仲間もいただろうに彫り師も刷り師も誰も写楽について語ったものはないという。出版元である蔦屋重三郎ですら写楽についての記録を残していないという。

故に写楽は別人説があり、葛飾北斎や喜多川歌麿、十返舎一九などが成りすました人物ではないかともいわれている。そして、写楽は10ヶ月、活動をした後に筆をおいている。

そんなミステリアスな写楽の虜になった葉瑠に、銀次が謎を解いてやると大見得を切る。

銀次がタイムスリップする先の江戸時代は、文政3年。写楽が活動していた26年後のことだから平蔵たちが知っているかもと江戸時代へいく銀次。

しかし、平蔵たちは写楽は知らないと銀次の期待が外れる。今回、平蔵と銀次は料理茶屋にお邪魔している。料理茶屋は座敷で手入れの行き届いた庭を眺めながら会席膳を味わう。最後に御飯といって一汁一菜がでてくる。

料理茶屋の主人が工夫を凝らし、その御飯を讃岐からきた職人で作った讃岐うどんを出してきた。さらにダシは穴子で取ったダシが美味しいと銀次はダシの秘密を見破った。

しかし、料理茶屋の主人は浮かない顔をする。料理茶屋は、路地の入り組んだところにあり、土地も狭く庭の広さもない、他の料理茶屋の立派な庭と見劣りしてしまう。そこで、庭の景色の変わりに名物の画を飾ってみると人気でてよかったという。しかし、その画が盗まれて新しい名物を飾ろうと書画屋を訪ねたところぴったりな画があったのですが譲ってくれないという。

いままで食べたことのないもので「旨い」と唸らせたら、という条件をつけられてしまった。その画商を唸らせるために考えた穴子ダシのうどんだったのだが、そう簡単に言い当てられてしまっては画商を唸らせられないと肩を落とす。

銀次は、写楽の約束を取り消すために現代に早く戻りたいと思っていたので席を立とうとするも、料理茶屋の主人が画商は蔦屋という。その言葉を聞いて銀次は相談に乗りましょうと乗り気になる。

一方、蔦屋では写楽本人がいた。

銀平飯科帳 水臭いの語源

(銀平飯科帳より引用)

銀平飯科帳 今回の感想

水臭いの語源は、酒に水で薄めることからきたんだね。

写楽がデフォルメを使ったというのは、目のしわ、鷲鼻、受け口などの顔の特徴を誇張して、モデルである役者の個性を大胆かつ巧みに描いた。表情やポーズもダイナミックに描かれているという。

ただ、評価されるのは90年後らしいので、短期間に大量の作品を作って尚、評価もされていないとなると蔦屋の何かしらのビジネス手法としてやったことで実際に特定の人物をさしていたわけでもないかもしれない。


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