銀平飯科帳 7 江戸風炭焼き職人うどん

銀平飯科帳 江戸風炭焼き職人うどん

(銀平飯科帳より引用)

銀平飯科帳 概要

小さな居酒屋の若店主・銀次は、創意工夫を凝らした料理を出していたが、真面目に修行をしてこなかった彼の店には閑古鳥が鳴いていた。「昔に戻ってやり直したい」と神社で願掛けをした銀次は、神社の井戸に落ちると江戸時代にタイプスリップしてしまった。

銀平飯科帳 今回のあらすじ

写楽について調べてに江戸時代にやってきた銀次。蔦屋を唸らせることができたら写楽のことが聞けるかもしれないと料理茶屋「くず屋」に料理協力する銀次。

銀次は現代に戻り、現代の食材を江戸時代に持っていこうとする。蔦屋がいくら食通だろうと、ラーメンやカレーやパスタは食べたことないはずだと時の利を活かす銀次。

しかし、大荷物になった現代の食材は井戸には通らなかった。井戸を通ってタイムスリップするのは人と見につけたものだけのようだった。カレー、とんこつラーメンでも食べさせられば唸らせられるのにと悩む銀次。前回、食べた穴子ダシもなかなか食べられるものじゃないと「穴子ダシの讃岐うどん」でいけばいいのではと思う銀次だった。

銀平飯科帳 江戸風炭焼き職人うどん

(銀平飯科帳より引用)

一方、蔦屋では情報を探り当て、くず屋が「穴子ダシ」のものを作ろうとしていると聞きつける。蔦屋は「今朝も穴子ダシ汁を食べてきた」といえば画を売る必要はないとタカをくくる。そこまでしてくず屋の土地を手に入れた蔦屋。写楽は土地を手に入れてどうするのかと聞くと、岡場所を作って一儲けするという。

銀次は、穴子ダシで十分と思っていたが麺を見て平蔵に「牛乳」はないかとたずねる。江戸時代では牛乳を食す習慣がなかったが将軍家斉が好んで乳製品を食していることから城内に牛がいるので何とか都合をつけようという。

その牛乳を使って「カルボナーラ」をつくる銀次。平蔵もくず屋主人も旨いの一言。これなら蔦屋を唸らせられると平蔵の太鼓判。しかし、胡椒をきかせたせいで平蔵がくしゃみをして、残りの牛乳をこぼしてしまう。牛乳を調達する時間がない。銀次は試行錯誤して、「江戸風炭焼き職人うどん」を完成させる。

穴子ダシのうどんだと思っていた蔦屋は意表をつかれる。そして、旨いの一言。興奮して食べる蔦屋。平蔵は牛乳がなくなったのにどうしてと聞くと、牛乳の代わりに酒粕を使ったという。

銀平飯科帳 江戸風炭焼き職人うどん

(銀平飯科帳より引用)

くず屋の主人が蔦屋に画の話をすると蔦屋はしぶる。そこに平蔵が割って入り、不正がある場合は見逃せないという。蔦屋は仕方なく画の譲ることにした。銀次は蔦屋に写楽について訊ねるが蔦屋は、父の代の話かとシラを切る。蔦屋はくず屋を去った後、写楽が銀次を捕まえて「何故、カルボナーラを知っているのか」と聞いてくる。そして、井戸から来たのかとも。

銀平飯科帳 今回の感想

まさかの写楽が現代人だったのか。もしくは、江戸時代で「画が上手くなりたい」と願掛けをして井戸を通して未来にきて、現代のイラストレーションなどの技法を習得して江戸に戻ってきたということか。

カルボナーラを酒粕で作るというのも美味しそうだ。


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