残響 2 頼みの綱はトカレフ

残響

(残響より引用)

残響 今回のあらすじ

老人・瀬川の頼みで香典を渡しに向かった住所は厳つい人の事務所だった。応接間に通された智は、出てきた組員・倉持に話しをする。森田克彦の遺族に瀬川元治の頼みで香典を持ってきたと。森田はオジキだった。倉持は智を残して部屋を出て行った。一人残された智は、部屋をみて古臭いと思う。扉が開き、温かいお茶を持ってきた長い黒髪の者。智はまつ毛が長いという思う。

倉持はマッサージ屋にいる上の者に話をすると話が本当なら命でケジメをつけるようにと倉持にこの件をまかせる。倉持は、事務所にかえると智に、森田は組のものだったので香典は置いていけと。智は断る。倉持は智の腹に拳を食らわす。うずくまった智にゴルフクラブで殴る。そして、部屋に閉じ込められる智。

窓もない部屋で、唯一の扉に小窓がついている。その小窓が開き、長いまつ毛が覗く。金を払えば○力を振るわないから早くお金を払えばいいと智に提案するも許否する智。バラバラにされちゃいますよ、と差し入れを置いてさっていくまつ毛。

まつ毛は女装をした男だった。

何度も倉持に殴られても金の在り処をはかない智。まつ毛の男は、なんでそんなに頑張るのかを聞く。智は、命をかけてまともな人間にしようとした瀬川との約束だと。こんなところで諦めるならホントのクズになるような気がすると。智はまつ毛の男に頼みごとをした。駅の裏の倉庫みたいなところにあるものを取ってきてほしいと。

まつ毛の男が駅の裏で見つけたのは500万円の大金とトカレフだった。智が取ってきてほしいのはこっちだと察する。智はトカレフを待っていた。

残響

(残響より引用)

残響 今回の感想

諦めたらホントのクズになるかもしれない。武力には武力かもしれない。でもやっぱり、それは圧倒的な武力であって、それがなくても諦めずに打開するのは本当のクズからの脱出ではないだろうか。

ひとつ、あるのは銃も弾がなければただの鉄の塊。トカレフがなくなったとき、はじめて壁にぶちあがるのではないだろうか。

2015年5月22日発売 スペリオール12号「残響」を読んで。

残響 概要

ある工場町に暮らす少年・智(さとる)。隣部屋に住んでいる老人が毎週水曜日のデイサービスの後に智を呼び、話につき合わせていた。物語は○期の迫った老人が智に、ある頼みごとをしたことから動き出す。


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