ふつつか者の兄ですが 1 「食う寝るふたり住むふたり」の日暮キノコの新連載

ふつつか者の兄ですが

(ふつつか者の兄ですがより引用)

ふつつか者の兄ですが 概要

女子高生・田処志乃の悩みは、引きこもりの兄・保の存在。親しい友人にも自分はひとりっ子であると偽り、頑なに秘密にしてきた。そんな志乃の気も知らず、ある日、保は「脱・引きこもり宣言」をするのであった。

ふつつか者の兄ですが 今回のあらすじ

妹・志乃は、ひとつの選択とひとつの嘘で生まれ変わることにした。女子高生の志乃は友達が転校生の話題をしていた。ギラギラしていない劇団ひとり似で期待ゼロだという。そんな志乃も高校1年の時の入学のときに転校してきた女子高生だった。2年になり、クラスの入れ替えで、友達のサキと一緒のクラスになる。

でも一緒になりたかったのはとサキがいおうとしたとき、志乃はサキの口を塞ぐ。一緒になりたかった男子高校生・夏井が傍を通る。夏井は7組、志乃は2組で調べ済みのはずなのにあえて志乃は夏井に何組かを聞く茶番を女友達は見ている。元1年3組でボウリング会しようと笑顔で誘ってくる夏井。頬を赤らめる志乃。

志乃はバイトの時間だという。父親が厳しくてバイトの入りの時間を早めているという。サキは大事にされているだってひとりっ子だからと。今日もみんなに嘘をついた。

志乃の家庭は、1年前から父子家庭。バイトの日は夕食の準備をしてから家を出る。バイトじゃない日でも普通に作る。引きこもりの兄のことを思っていると時間がなくなり、食器の洗い物は帰ってきてからとスクーターに乗ってバイトへ急ぐ志乃。それを窓からみていた兄。

志乃のバイト先はピザ屋。若者ばかりでまわっている。高校生もいれば、専門学校生、大学生、謎なフリーターもいる。年上や年下を気にしてない職場。居心地がいいというか気楽というか、声を張り上げてはしゃぐ時間も年上との交流も全部ある精神的充実する場所。バイト仲間にメシを誘われるも家の洗い物を思い出し帰る事にする志乃。

洗濯物が出しっぱなしだと焦るも、でているということは父親も帰ってきてないのでセーフだと玄関の扉をあけると、革靴がある。父親がちょうど帰ってきたばかりだった。バイトを遅くまでやっていて、家事ができないならバイトを辞めなさいといわれてしまう。

自分が食べない夕食を作ってまで、家事なんて家にいるやつ(兄)がやればいいだと思う志乃。バイトしてお金を貯めて1秒でも早く家を出たい。父親にいいたいことがあるならいいなさいといわれるも涙で何もいえない。

その時、引きこもりの兄の部屋の扉が開き、兄は、食事の終わった皿を持ち上げる。以前に兄が皿を割った悪夢を思い出し、後ずさりをする志乃。兄は皿を持って流し台に行き、食器を洗い出す。そして、部屋をでようかなという兄。志乃は自分の青春が超ピンチだと感じる。

ふつつか者の兄ですが

(ふつつか者の兄ですがより引用)

ふつつか者の兄ですが 今回の感想

自分が食べない御飯をバイト前に作って、片付けていないことに怒られるのは納得できない。私も似たようなことがあってブチ切れたことがある。

引きこもりではなかったけど、親が仕事が忙しくて、姉が御飯を作っていた。案外、こういう気持ちだったのかなと思う。そんなこんなで私が小学生で2、3年生の時には、自分で台所に立って自分の分は自分で作っていた。今思い返しても何をしていたかわからないが、高校生の姉、中学生の兄は、夜の8時、9時でも家に帰ってこなかった。ひとりで晩御飯を食べていた。平日毎日、姉と兄は何をやっていたのだろう。中学生だけどバイトかな。私も中学生になってから禁止されていたけど、バイトやってたから。姉、兄も同じだったのだろうか。

私の世話を押し付けられた姉は、本当に嫌だったんだろうなぁと思う。食事の躾は、姉からという記憶しかない。でも、仲良かったと思う。

兄・保が引きこもった原因はなんだったのだろうか。後に志乃は4年間というので引きこもったのが4年前。志乃が高校2年生だから、中学1年生のときに兄・保は引きこもった。父子家庭になったのは1年前という。母親は何かしらの事故で高いしたのか、子供たちを見捨てて離婚したのかも不明。志乃はただただ現状の引きこもりだった兄が脱・引きこもり宣言に翻弄されていくのだろうか。

ま、原因などもろもろわかっていたとしても解決できないのが家族の問題なんだよね。日々の積み重ねで、壊れたとき、気づいたときには、元に戻ることができない状況だったりするんだよねぇ。


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