リアルアカウント 27 覚醒した向井ユウマが蔵科ミズキに反撃

覚醒後の向井ユウマ|リアルアカウント

覚醒後の向井ユウマ|リアルアカウントより引用

リアルアカウント 概要

国民的SNS『リアルアカウント』。主人公たちは、ある日突然にSNSの世界に吸い込まれ、「フォロワー0で即○亡」「中の人が○ぬとフォロワーも即○亡」というルールの下、理不尽なゲームに強制参加させられてしまう。ゲームに負けた場合は、即○亡で、前述のように自分のフォロワーたちも○亡してしまう。

リアルアカウント 今回のあらすじ

向井ユウマのスマホは蔵科ミズキの手に、蔵科ミズキのスマホは向井ユウマの手に。ミズキは覗き会おうと微笑む。それに恐怖するユウマ。

ミズキであってもユウマは「他人のスマホを覗いて晒す」なんてできないという。上條あやめは、ミズキのことなんて気にせずにやればいいともいうができないというユウマ。あやめはそんなユウマに惹かれていた。

ミズキは全部見終わったという。ユウマのすべてが詰まっていたという。そして、ミズキは燃料投下する。ミズキが晒したのはユウマがメモ機能でつけていた日記だった。

ユウマの最初の記憶は児童養護施設で目覚めた時、体がキズだらけで「ユウマ」という名前がかかれた手紙だけ。その前の記憶はなかった。

向井ユウマ|リアルアカウント

向井ユウマ|リアルアカウントより引用

ミズキは大事なのはここからだという。

親に捨てられたらしい。悲しくはなかった。顔も思い出せないから。その施設でナナコとであった。同じ境遇のナナコとはすぐに打ち解けた。そう思えたのはナナコだけだった。そのほかのことはつまらなかった。作り笑顔ばかり上手くなっていったという。本当は他人のことなんてどうでもいい。優しくて正義感が強くて悪い事なんてできないそんな理想の人物を演じるしかない。それが「向井ユウマ」だと。

ミズキは、第一印象と正義感溢れるキャラクターとかけ離れていた謎がやっと解けたよという。作っていたんだね、向井ユウマというキャラクターを。大金をかけて他人を助けたり身を挺したり、ただいい人間向井ユウマはそうすべきという義務感から、認めてもらいたかったんだよね、自分の存在を。

蔵科ミズキ|リアルアカウント

蔵科ミズキ|リアルアカウントより引用

ミズキの晒しはユウマの焦りを誘い、ユウマはミズキに駆け寄るも最後の燃料投下をする。

ユウマのボイスメモ。「ユウマ君、ありがとう」「ありがとユウマ」などの自分に向けた賛辞の録音が無数に保存されていた。

ユウマの額から血がでてきて、チホもあやめもユウマを気にかけるが「さわるな」という。ユウマは前髪をあげ、いままでにない攻撃的な眼光でミズキをみる。額には古傷があった。

正しい人間のそうすべきという義務感|リアルアカウント

正しい人間のそうすべきという義務感|リアルアカウントより引用

リアルアカウント弐 今回のネタバレ感想

正義感ある理想の人間に演じるというのは別に悪いことではない。進化が問われるのは、極限の状態になってもその演技を貫き通せるかということだ。

スタートレック・ディープスペースナインで、数十年の刑執行の記憶を植えつけて罪人を処罰するというエピソードで、人間性の素晴らしい人間を誇りにしていた地球人がその刑罰の際に、牢獄で食料ほしさに同じ房の囚人を○してしまった。それが自分の理想していた人間でいままで理想の人間でいたつもりだったが極限の状態では理想ではいられなかったことで自分を責め、傷つく流れがあるが、結局そこだと思う。どんな状況だろうとも理想の自分を演じきれてストレスなければ○ぬまで演じきれるのならそれはもう本人そのものではないだろうか。

漫画でよく演じてるのはニセモノの自分で…そのニセモノの自分からの解放という展開があるけど、重度の思い込みと演技を続けていたらそれが本物になることもあるだろう。

リアルアカウントの向井ユウマの場合は、理想の自分を演じる上で、他者からの賛辞を大量に録音しているのは痛いな。

2015年7月1日発売 今週のマガジン31号「リアルアカウント」を読んで。


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