銀平飯科帳 11 将軍徳川家斉に鰻を食べさせる計画

鶴の炭火焼 | 銀平飯科帳

鶴の炭火焼 | 銀平飯科帳より引用

銀平飯科帳 概要

小さな居酒屋の若店主・銀次は、創意工夫を凝らした料理を出していたが、真面目に修行をしてこなかった彼の店には閑古鳥が鳴いていた。「昔に戻ってやり直したい」と神社で願掛けをした銀次は、神社の井戸に落ちると江戸時代にタイプスリップしてしまった。

銀平飯科帳 今回のネタバレストーリー

11代将軍徳川家斉 | 銀平飯科帳

11代将軍徳川家斉 | 銀平飯科帳より引用

江戸城にて11代将軍徳川家斉が家臣らと内政の会議をしていた。そんななか、将軍家斉は出羽守を呼び、「アレ」をやりたいというと、出羽守はいい顔をしなかった。

一方、長谷川邸では、銀次が平蔵に会いに来ていた。平蔵は丁度、うなぎを焼いていたところで、銀次に食べてもらおうとする。皮目がパリパリ、身は柔らかくジューシー、鰻の脂とタレの甘味と混ざり合ってどっしり旨さを表現している。さすが天然ウナギを評する銀次。

平蔵は、料理茶屋のマネをして、背開きにして白焼きに蒸してからタレをつけて本焼きにしたという。江戸では切腹を連想させるから背開きだが、上方では腹開きだという。これは現代でも同じ。関東では背開き。関西では腹開き。

江戸時代はウナギとマグロは労働者の食べ物 | 銀平飯科帳

江戸時代はウナギとマグロは労働者の食べ物 | 銀平飯科帳より引用

平蔵によるとウナギもマグロ同様、食さない下賎な魚。労働者の食べ物と見られているという。平蔵は銀次に言われた通り、先入観を持ち狭量な見方をしていたら新しい味にはめぐり合えない。そこでウナギも食してみようと思ったと。

銀次は照れる。

将軍家斉がここのところ食がすすまない。そんなときにはウナギはうってつけだと思った平蔵だが、前回のねぎまを将軍家斉に食してもらおうと賄頭に申し伝えたのだが退けられたという。ウナギも同じことになってしまうのではと悩む。

膳奉行と賄頭の組織図 | 銀平飯科帳

膳奉行と賄頭の組織図 | 銀平飯科帳より引用

銀次は、賄頭について聞いてみた。賄頭は食材を調達する賄方の責任者。膳奉行が考えた献立に沿って賄方が食材を揃え、それを台所方が料理するという。膳奉行は献立を考え、毒見をすること。膳奉行は6人いて、交代制で日勤と宿直を繰り返しまわしている。平蔵もその6人の内の1人だという。

実際に料理するのは、台所頭の配下である台所人。身分の高くない下級武士が調理する。銀次はそれなら現場の人はウナギの話が分かりそうだという。

銀次は、組織のトップが頼りないと組織が腐るというと平蔵は将軍家斉が頼りないというのかと怪訝そうな表情をする。平蔵は、将軍家斉は家康と並ぶほどの優れた君主だという。

銀次はそれなら自分が江戸城にいって、賄頭に下賎な魚の料理を食べさせるなんてことも許してくれるわけだといいだす。江戸城に連れて行ってくれという。行って、城の台所で調理して家斉にだせばいいだけだというと、平蔵は無理だという。平蔵でさえも家斉に会えないという。町人は城に入れないというもなんとかなるとゴリ押しで城に向かわせる銀次。

城の門では門番がしっかり立っており無理だということがわかる。そこに江戸城内で栽培している野菜を城に運ぶ一行が来て、銀次はそれにまぎれて城にはいっていった。平蔵は下手したら手打ちにあうと慌てて銀次を探すも見当たらない。

11代将軍徳川家斉 | 銀平飯科帳

11代将軍徳川家斉 | 銀平飯科帳より引用


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