銀平飯科帳 12 うな丼食べたさに将軍徳川家斉がお忍びで銀次のところへやってくる

平蔵がいうには昔は、蒲焼にせずぶつ切りにして焼き鳥のように焼くかメシと一緒に漬け込んで熟れ鮨として食べたという。

ウナギを串に刺した形がガマの穂に似ているので「ガマ焼き」となり「かば焼き」となったといわれていると平蔵。

銀次は追加注文をする。うな丼と肝吸いを注文するもそんな食べ方は知らないという。銀次の言うように作ってもらうと平蔵は旨いと絶賛。これなら平山も納得するというだろうと。

長谷川平蔵 | 銀平飯科帳

長谷川平蔵 | 銀平飯科帳より引用

銀次はただ、このままだと城に思っていっても冷えてしまうという。そこで思いついた。思いついた料理法で銀次はウナギ料理を作り、それを平蔵に持たせ平山のところまで持っていかせる。

平山がお重の蓋を開けるとただの白メシ。しかし、箸をいれると、中からウナギの蒲焼が現れる。そして、平山は衝撃を受ける。

将軍徳川家斉 | 銀平飯科帳

将軍徳川家斉 | 銀平飯科帳より引用

銀次は平蔵の屋敷で待っていると塀の外から石ころが飛んでくる。何回も飛んでくるので銀次は注意をすると塀の向こうから江戸城で鶴を食べあったワシだという。そう銀次が下級武士の台所人だと思っている将軍・徳川家斉だ。誰もいないことを確認すると屋敷に入ってくる家斉。銀次のいう料理が食べたくて待ちきれずにやってきたという。

銀平飯科帳 第12話ネタバレ感想

この将軍様いいね。食い意地はってるけど憎めない。

江戸時代の鰻

(謎解き!江戸のススメより引用)

家斉の時代には作中でも紹介された大久保今助がうな丼を考案してるはずだけど。大久保今助がウナギを食べたいが仕事が忙しくて持ってこさせていた。当時は、焼いたウナギを糠に付けて持ち運びしていたので、持ってくる頃にはウナギが冷えてしまって美味しくなかった。そこで、大久保今助は、温かい御飯の上にのせて持ってこさせるという案を思いつき、美味しくいただいたという話を聞いたことがある。そこから歌舞伎の見物客にうな丼を売り出したのではないだろうか。ま、でもそうなると広まっていなかったという可能性もあるか。

2015.1.18画像

ちなみにウナギをぶつ切りにして串に刺して焼いた「ガマの穂焼き」はこんな感じだったらしい。

2015年8月13日発売 今週のスペリオール17号「銀平飯科帳」を読んで。


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