はじめの一歩 第1128話ネタバレストーリー・あらすじ「人生の台本」
包帯が解けて医務室に向かった千堂武士。医務室から出てきた時、東洋太平洋OPBFフェザー級タイトルマッチ『宮田一郎vsルイシト・イコー戦』を終えた宮田一郎とばったりと出会う。
千堂は、その偶然を奇遇だと宮田に喋りかける。
千堂は、無愛想すぎると宮田にいう。マイクを向けられたら笑いの一つもとれというと、そんなことを言いにきたのかと返す宮田。千堂はあくまでも奇遇だという。
しかし、千堂は、文句はあるという。
スカシたツラの下はガキだと宮田を罵る。
勝利者インタビューでも向けられた質問「次」を千堂が聞くも宮田は同じ答え「別に」と返す。
千堂はそれがスネたガキだという。
文句が言い終わったら帰るという宮田を千堂は止める。
待っていればいつか戦えると思ったか?と千堂は宮田に投げかける。防衛続けてタイトルを護り続けて我慢していればいつか機会が訪れると思っていたかという千堂。
宮田は何の話だと聞き返すも千堂は、幕之内一歩を待っていても世界を狙って先に進めと匂わす話をする。
宮田は、世界は狙うというと千堂は、上の階級でなと宮田を看破する。フェザー級に留まれる時間も少ない、限界に近いと宮田をみる千堂。
そこで、千堂ははっきりと宮田に幕之内一歩を待つのはやめろという。足踏みせずに上に行けという。
そういうと千堂は、戻って行く。
そこには、宮田一郎のセコンドがいた。そして、千堂に礼をいう。礼はいらんという千堂。しかし、セコンドである父は、同じ階級である千堂に言われれば少なからず胸に刺さるだろうという。
しかし、千堂は、どうかなと。宮田は、残念なくらい頑固で、かわいそうなくらい健気だという。もはや、自分で言い出すこともできない。それは己が許さない。だったら待つ。黙っていつまでも待つ。機を熟すのを身を削りながら。身を削るというのは甘い言い方だと訂正する千堂。身体の一部を切り落とす作業だろうという。そんなことまでして、健気ではなくて何が健気だという千堂。