はじめの一歩 第1132話ネタバレストーリー・あらすじ「裏切りの拳」
板垣は拳の形で一言言いたい。
幕之内一歩の拳の形は四角。一方、板垣学の拳は三角。
三角の拳はダメなのか。藤井に聞く。青木は三角三角と悪ふざけをする。
藤井は答える。板垣の拳にも驚いたという。小さくとがったものが刺さる感じ。
幕之内一歩の拳が「ガツーン」なら板垣の拳は「カチーン」。
一点集中型で、握りこむと小さい拳の利点は、相手のガードの中に滑り込ませやすいこと。ピンポイントを射抜きやすいということだと板垣のパンチを拳から分析する藤井。
板垣の拳は宮田一郎と同質だろうという。宮田一郎と同じタイプだといわれ、喜ぶ板垣。
青木の次の標的は木村になる。一歩と板垣の中間のスタンダードが一番中途半場だと笑う。
木村は青木に拳の形を見せろという。
すると青木は、手をニギニギとさせてるだけで拳を握りこまずもったいぶる。木村が急かすも青木は、藤井記者の話を忘れたかという。何千万回とボクサーを取材している記者が、青木の拳と天才の拳が似ていると語ったことを。
一歩、木村、板垣は一瞬止まる。記者が冗談いわないだろうし、特殊が拳をしているのかもしれないと。木村はじらされて青木に催促する。
青木は勝ち誇って拳を力強く握りこむ。
丸い。
青木の拳は丸かった。
そして、ぷにぷにしている。
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