ジョジョリオン 24 遠近法の誤りが更に不気味さを増大させる

ジョジョリオン

(ウルトラジャンプ『ジョジョリオン』より引用)

ジョジョリオン 今回のあらすじ

つるぎの折り紙のスタンドが康穂の目を侵食しはじめた。つるぎはスタンドのことを尋ねるが康穂はそもそもスタンドの存在を知らない。つるぎは康穂が自分に危害を加えると思い、スタンドを差し向けるが康穂自身がスタンドの存在に気づいていないことを知り、攻撃を解除(?)した。ダジャレをいって誤魔化して。

康穂は携帯電話を持って、地下室から出る。部屋を出た時にもうひとつの部屋があることに気づく。もうひとつの部屋は部屋の中にトイレもあり、誰かを閉じ込めるための場所のようだった。部屋の中には、ウルトラマンなどの男の子の遊ぶおもちゃや定助が着ている水兵の服もかけてあった。

康穂は定助からのメールを受け取り、ゴマ蜜Cafeで待ち合わせることになった。康穂は町を歩いていると、後ろからつるぎが尾行していることに気づき、問い詰めるもつるぎは役に立てるならというばかり。

康穂は通行人に道を聞かれたので答えると、町中の人が同じ顔ということに気づく。家に帰っても母親の顔も町中の人と同じ顔。自分の顔もその顔になってしまっていることにショックを受ける。

そのなかでつるぎだけが同じ顔になっていない。つるぎは繰り返し「お役にたてるなら」という。康穂は定助と電話でつながりゴマ蜜Cafeで落ち合うことになるが、つるぎのセミの折り紙が定助に触れ、定助も康穂を同じ症状に見舞われる。


ジョジョリオン 今回の感想と考察

もうひとつの地下室には「定助」がいたのか。「吉良」がいたのか。吉良家は東方家とつながっているからホリーと吉良吉輝の長男なので、匿われていたのか。虹村京(吉影の妹)が東方家の秘密を探っているのだから匿われていたのは可能性が低いか。

ホ リー自身が定助のことを「息子」と呼んでいたのは、半分の吉影のことなのか、もう半分の定助自身のことなのかはわからないが、肩の星型のアザからしても ジョースター家になんらかの形で関わっていそうで東方家は何かを隠すために、ホリーや吉影を手にかけたようにも考えられる。まだピースが少ないのでわから ない。。。

つるぎちゃんのスタンドは「折り紙に触れたものが同じ顔に見えるようになる」というものなのだろうか。

デッサンが狂ってるのか、つるぎちゃんのスタンド効果の顔が同じにみえるその「顔」がやたら大きいコマがいくつもあるのだけど。。。康穂よりも奥にいるはずの母親の顔が康穂よりも大きいなんて、同じ顔ということと相俟って異様さを感じる。

なんだろ、コラージュする能力なのか。顔の大きさが変なのは、腕の悪いコラージュ職人がしたような感じだからなのか。考えすぎか。

最後の「しらない顔の二人が出会えるのか?」ということから次からそういう展開になるのだろう。荒木先生の人物描写の妙が見られると思うとワクワクする。どうやって認識しあうのだろうか。

つるぎちゃんのフシギは「お役に立てるなら」といいながらも試練のようなものを与えている。味方のような言い方なのに行動が正反対。考えられるのは以下の2つの方向性かな。

(1)「お役に立てるなら」というのは近寄る口実で実は妨害している
(2)「お役に立てるなら」と別の顔に見せることでもっと違う何かから救っている
(3)顔が同じに見えるのはつるぎちゃんのスタンド能力ではない

つ るぎちゃんが憲助の命令を聞いているとしたら敵の可能性が高いので(1)かもしれないが、「わたしが何かしたいんじゃない」と言っているところから敵でも なさそうとも見える。康穂のペイズリーパークのような経緯もあるので(2)という展開もあるかもしれないが情報不足でわからない。(3)はまさかの展開で なさそうだけど。

いずれにしても来月号が楽しみ。

ジョジョリオン 概要

ジョジョの奇妙な冒険で第8部にあたるシリーズ。第7部のスティールボールランに続き、第6部以前の世界と は異なったパラレルワールドとして展開される。大震災によってできた謎の突起物「壁の目」に埋まっていた記憶喪失の主人公・東方定助を取り巻く物語であ り、「呪い」を解く物語とされている。


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