デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 概要
突如、『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた―― その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、大きな円盤が空に浮かぶ世界は変わらず廻り続ける。小山門出、中川凰蘭。ふたりの少女は、終わらなかった世界で、今日も思春期を過ごす!
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 今回のあらすじ
門出の母親は、「A線」を嫌って東京から脱出する。それを機に門出は、東京で一人暮らしを始める。いままで住んでいたマンションは引き払い、新しい部屋へ引越しする。駅で電車を待つ門出に凰蘭は相変わらずの大げさな物言いをする。今生の別れ的にいうが、最寄駅が数駅離れるだけで自転車で10分だよという門出。
電車に乗り込む門出。電車内で渡良瀬にデートの申し込みをしている門出に、小比類巻が門出に声をかける。名古屋の大学にいくと聞いていたけど、東京にとどまるという。小比類巻は国が危ないという話をするも、門出には興味のない話だった。
侵略者の船を落とし、付近に侵略者が潜伏していないかを捜索する部隊。隊員は、侵略との戦いというもほっといてもという。隊長は「最前線で○闘を繰り広げる戦士だぞ」といい、隊員の「真実」には耳を傾けない。隊員がファストフードの事務室に入ったとき、書類ケースの上に怯える二人の小さな侵略者がいた。担任は声を上げて一人を撃つ。1発で頭に命中して内臓を撒き散らして○んだ。残ったもうひとりの侵略者は○んだ侵略者のことを悼んで泣いているようだった。
一方、駅に到着した門出は、駅前に凰蘭を見つける。新しい部屋を見に来た凰蘭。門出は凰蘭との思い出を語るような口調で思考停止していた自分達は平和だったという。
人類終了まであと半年。