会長 島耕作 コミック1 日本の農業改革に挑む

会長 島耕作

(『会長 島耕作』より引用)

会長 島耕作 概要

総合電機メーカー「テコット」の会長に就任した島耕作。日本の国益のために社業のみならず、経済界を支配してきた財界に入り、あらゆる分野の事業に挑戦していく。

会長 島耕作 今回のあらすじ

会長になった島耕作は、自身の会社テコットのみならず、日本の経済発展に寄与するために経済連に入会。経済交友会にも入会。

2020年の東京オリンピックに目指して、2019年にテレビに買い替え需要、スタジアムの大型ディスプレイの受注などをテコットの売り上げ見込みとして算段する。

総理直々の頼みで雇用を生み出す方法を島耕作はテコット社長と考える。LEDを使ったガラスハウスの開発。システム化されたガラス製の工場で農業を行うプロジェクトに目をつけて、農業推進を目指すことになった。

経済連の中でも派閥があり、戸部派から連絡があるが島耕作は距離をとることにする。経済連の会長の任期が切れることから次期会長が誰になるか。結局、有力候補に断られ、戸部が次期会長になることに決まった。

島耕作は経済交友会にも顔を出し、農業分野で提案することを述べる。

会長 島耕作

(『会長 島耕作』より引用)

日本のコメづくりには、政府がコメの生産量を決め、価格の維持をする減反政策が逆に現在の農家を衰退させていると考えている。

早速、大分県の農林水産部から野菜工場の視察に誘われて、島耕作は視察に大分県に向かった。

鉄筋フィルムハウスでオランダ式のヤシガラを使った循環方式の灌水システムでトマトを栽培。

大 分県では30年前は9万戸の農家があったが、現在はその半分に減少。農業人口も7万人から3万5千人までに減少した。65歳以上の高齢者が7割以上。農業 産出額は10年で下げ止まり。専業農家の土地放棄は減ってきている一方で、自給的農家と土地持ち非農家の耕作放棄地が増加。

葉物野菜は密閉式完全制御型工場で土を使わず噴霧水耕と人工光で育てており、露地物と栄養分は変わらず、密閉式なので農薬も使わず、塵や汚れないため洗わずに食べられる。種をまいて30日程度で収穫でき、成長スピードも速い。

会長 島耕作

(『会長 島耕作』より引用)

スウェーデン式栽培は、ポット栽培でポットの中には高山地域に生えるミズゴケを腐植したもの「ビートルモス」を使用。ポットのなかで種付けされ、収穫の時期になったらベルトコンベアで送られてポットのまま出荷。

会長 島耕作 今回の感想

課長島耕作、部長島耕作、専務島耕作、常務もあるのかな。社長島耕作を読んでないので企業を発展させる話も面白いと思うが、農業という大きな括りの改革を推し進めて展開していくのは読んでいて面白い。

多少の日本の農業の現状は聞いていたけど、オランダやスウェーデンの農法の考察や先端技術を取り入れた最新の農法などの話があり、農業についていろいろ考えさせられた。

日 本でも、農協だけに頼るのではない試みもいくつか出てきて、石川県羽咋市の限界集落を救った神子原(みこはら)産米は、羽咋市職員の高野誠鮮氏がブランド 米として世に広めた。神子原米は、その土地で収穫した稲藁・米ぬかだけを肥料にした完全無農薬の自然栽培農法。国連が認める世界農業遺産にも登録されてい るとのこと。ローマ法王に手紙を書いて神子原米を献上したことからメディアに取り上げられ注文が○到するように。


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