かくかくしかじか コミック3巻19話感想 目の前にあるものをただ描けばいい

かくかくしかじか

(かくかくしかじかより引用)

かくかくしかじか 概要

マンガ家・東村アキコ(本名:林明子)が少年時代からの生い立ちと、漫画家になるまでの自伝エッセイ漫画。

幼少の頃、少女漫画が大好きで大人になったら「少女マンガ家」になると決めていた。小学生の時はマンガクラブに入り、「探偵ぷっつん物語」を半年かけて完成(全6ページ)させ、自分は天才だと思っていたという。自分が描いたマンガを「りぼん」に送れば賞をとり、連載決定し、アニメ化し、ドラマ化し、「ぷっつん」ブームは止まらないと信じて疑わなかった。そんな妄想をする小学生。そんな林明子が高校生になったときから始まるマンガです。

かくかくしかじか 今回のあらすじ

「ぶ~け」にマンガを投稿したアキコだったが、子供の頃から読み続けてきた「ぶ~け」に自意識過剰人間アキコでもさすがに当選するとは思っていなかった。美術よりなによりマンガが最上級のアキコにとって。

でも期待賞でも取れれば賞金で2万円。金沢にいって彼氏に会えると思っていた。そんな会社帰り、家に帰ると父親が集英社から電話があったけど早口でわからないから留守電話けしてしまったという。

次の日の昼休みに集英社の「ぶ~け」編集部に電話をかけるアキコ。すると、マンガスクール3席に入賞したという。3席はデビューできる賞だった。アキコはデビューの話を持ち出すと担当はデビューできる枠だが絵が印刷に耐えられないので見送りにしたという。でもいいものを持っているから次を送ってくれという。

そして、賞金9万円が入ることにある。それを知った両親は驚く。しかし、日高にはいえなかった。日高は、アキコと二人展をやろうと持ちかける。描きたいものがないというアキコに「そこにあるものをただ描けと」という。

アキコは、自分の絵なんて誰も買わない。気軽に書いたマンガが9万円になった。だったらマンガでいいじゃないと思うアキコ。しかし、日高にはマンガのことは言えず、日高の美術教室に通い続けるのだった。

かくかくしかじか 今回の感想

もともとやりたかった事を進み始めたアキコだったが、いままで育ててくれた青春の場を捨てる勇気はなかなか難しいもの。でもそれがだんだん重荷になってくる。しかし、やりたかった事が成功するとも安定するとも限らないということも踏まえると重荷だろうが捨てるのはなかなか決意のいること。

アキコがやりたいことが「絵」だったら、日高先生の「描きたいものを探しているからダメになる。目の前にあるものをただ描けばいい」という言葉は響いたかもしれない。


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