英国一家、日本を食べる 感想 日本の最高の天ぷら

英国一家、日本を食べる

(英国一家、日本を食べるより引用)

英国一家、日本を食べる 概要

イギリス人でフードライターのマイケル・ブース氏が「英国一家、日本を食べる」「英国一家、ますます日本を食べる」というノンフィクションを刊行する。ブース氏は日本料理という食文化を紐解くため家族全員で日本に来日。日本全国を食べ歩き、イギリス人の視点で日本の食文化を世界に紹介する。

英国一家、日本を食べる 今回のあらすじ

ブース一家は、天ぷら屋を巡って東京のコンクリートジャングルを彷徨っていた。トシから受け取ったメモを頼りに天ぷら屋に行こうとするも難しくていけない。休日のオフィス街には人がいない。そこにゴスロリを着た女性が歩いていて、おそるおそる声をかけて道をたずねる。

やっとのことで目的の天ぷら屋にたどり着く。一品目にやってきた。アスガーはいつものように「ケチャップ」を要求する。イギリスのフィッシュ&チップスと言えば、ケチャップだと。店主が天つゆを薦める。天ぷらは天つゆをつけて食べる。大根おろしを天つゆにつけて食べても美味しい。アスガーはふて腐れながらもエビの天ぷらを天つゆにつけて食べた。すると、衝撃の美味しさで海を泳いでいるかのようだとアスガーを詩人にしてしまった。

イギリスのフィッシュ&チップスは脂べっとりで中身は火が通り過ぎてるのに比べて、天ぷらは表面はカリッと軽く、中身はしっとりと美味しい。マイケルは、天ぷらの作り方を店主に聞いた。

天ぷらは、揚げる素材の水分をよく切る必要があるという。また、衣は、小麦粉、卵、水のみ。水は氷で冷やして冷水にしておく。衣はあまりかき混ぜず、小麦粉の粉が残っているぐらいにする。あまりかき混ぜるとグルテンが発生して粘りが生じてあげたあともさくっとならない。揚げる油の温度を一定にするために、一度にたくさんの具材をいれない。など、様々なテクニックがあるという。

マイケルはトシに教えられ、日本では「名刺」を渡す習慣があると、店主に名刺を渡す。その名刺には「私は日本語が読めません」と書いてある。店主はトシに担がれたねという。マイケルは何と書いてあるのかとたずねるが、知らない方がいいという。

天ぷらの美味しさを堪能したブース一家は、帰り道。帰り道もわからないので、また偶然通りかかったゴスロリの女性に教えてもらって帰路についた。

英国一家、日本を食べる 今回の感想

ラーメンは、日本に入ってきて以来、日本にローカライズされて、更に新しい方向に作りかえられた。変化がわかりやすいのは、日本の中に、中国本場のラーメンも食べることができ、その美味しさを堪能できる。中国のラーメンと、日本のラーメン。その両方を味わえるので「日本のラーメン」として認識しやすい。ラーメンと同様にカレーもわかりやすい。

では、天ぷらはどうだろうか。江戸時代に鉄砲と一緒に天ぷらが入ってきたというが、どれぐらい本場の天ぷらから変化を遂げたのだろうか。Wikiで調べてみると、奈良時代、平安時代に米の粉を衣にしたものが伝来し、その後、16
~17世紀にフリッターが伝来したという。ただ、「素材に衣をつけて油で揚げる」という料理法は1669年「食道記」に既に登場している。

そういう意味では、外国からの伝来して進化していたというだけではなさそう。イギリスのフィッシュ&チップスやフリッターと類似と考えると、やはり違うものだと認識できる。


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