はじめの一歩 概要
はじめの一歩は、母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門してプロボクサーを目指し、活躍するボクシング漫画。
はじめの一歩 第1119話ネタバレストーリー・あらすじ「鷹村守と書いて」
鷹村は、後輩の幕之内一歩に弱点の講釈をするのを思い出しながら、バイソンの左スウィングのカウンターを狙う。
その鷹村の攻撃は、間柴はおろか、千堂も鴨川会長も木村も青木も玉砕覚悟だと思う。
幕之内一歩は思い出していた。鷹村が自分の弱点について放していることを。足の親指、つまりつま先が弱い。つま先は、ボクサーにとって拳と同じぐらい大事な武器だという。そのつま先の鍛え方が足りないという。
その鷹村のパンチモーションは、幕之内一歩のような全身を使ったものだった。
そして、バイソンの顔面ではなく、左スウィングの左腕にパンチを被弾させる。バイソンの左腕は吹き飛ばされる。
そのパンチ力に、間柴も千堂も、バイソンのセコンドも驚く。
鷹村は、片足の軸足だけで爆発力のあるパンチを生み出す。
そのことに鴨川会長が驚く。
軸足に重心を乗せてコマのように打つ。そのスタイルは幕之内一歩のスタイルだった。板垣は、そのスタイルもできるのかと驚くと、幕之内一歩はできるという。なぜなら、あれは鷹村から教わったものだからという。
バイソンは右のパンチで鷹村をしとめようとする。鷹村は、またも軸足に重心をのせて打とうとする。その挙動から自分のパンチのほうが速いと判断するバイソンだが、鷹村の体重の乗ったパンチを顔面に食らう。
そして、バイソンはそのままコーナーポストに顔面を食い込ませるほど吹っ飛ばされる。
鴨川会長や木村や青木は今のうちにコーナーから脱出しろと叫ぶ。
鷹村は、よろよろとコーナーから離れようとする。
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