イッポIPPOコミック3巻感想 オーダーメイド靴に興味を持てる良エピソード

IPPO(イッポ)

(IPPO(イッポ)より引用)

イッポIPPO 概要

イタリアの名門靴屋の職人として働いたは、22歳に東京で店を構えた。上客、珍客、美しい客と靴を巡って靴職人の手仕事ストーリーがはじまる。1話完結の物語。

イッポIPPO 今回のあらすじ

オーダーメイドの靴工房の1話完結の靴職人のマンガ。イタリアの有名オーダーメイド靴工房でしかも祖父から靴の作り方を教わったアユムは日本で小さな靴工房を営む。そんなアユムの店に様々な人生模様を持った人々が訪れる。

第3巻は、祖父の倒れた知らせを受けてイタリアへ飛ぶアユム。靴の名門ジェルリーニに戻り、イタリア・フィレンツェでのエピソードで展開される。

パンクファッションに毒された息子に祭事用の靴を作りに来た話。銀行員を辞めて靴を習いにジェルリーニにやってきた日本人女性の話。義足用の靴をアユムに作ってもらったユイがイタリアに訪れて新しい靴のための革を探しに工場へいく話。ハンドソンマッケイ製法という現在ではあまり使われなくなった製法にこだわったお客の話。ジェルリーニがファクトリーメイドのラインをつくろうとする話。そして、亡くなった夫の木型を受け取りにきた未亡人の話。

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(IPPO(イッポ)より引用)

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イッポIPPO 今回の感想

1話完結なので、コミックだけでなく、連載でも途中からでも話に入っていきやすいマンガ。毎回、泣かせるエピソードで読んだ時の充実感もある。オーダーメイドの靴を作ったことないけど、このマンガを読んだら作ってみたいなと思う。靴の世界も垣間見れる作品でもある。あとは、みんなイケメン過ぎるのはエピソードを連続して読み過ぎるとおなかいっぱいになるw

あとはいい言葉がちょいちょい出てくる。第3巻は、パンクファッションにかぶれたイギリス息子にニーナが言った「ダセェ」という定義。陽子が思う「完璧な靴」を作るのに陽子は必要ないと斬ったアユムの一言。わざわざマッケイ製法を注文した技術者を囲い込もうとする老人にアユムが言った職人と靴との関係。そして、ジェルリーニがファクトリーメイドラインを作ることに落胆したアユムに祖父フィリッポがフィレンツェを例に例えた話。どれも心に残る言葉。1コマ切り取っても、1セリフを切り取っても抜き出せるものではなく、1ページ、2ページとコマのセリフと情景と人物の表情を描写して作り出し、名シーンになる。

イッポIPPO 第3巻で出てきた靴の知識

●モンクストラップ
はき口をバックルとストラップで締め上げるタイプ

●セミブローグ
花模様な穴飾りと線状の穴飾りがあしらわれたストレートチップのこと

●マッケイ製法とウェルト製法の違い
ソール張り替えについてウェルト製法だと5、6回でマッケイ製法だと2回が限界。マッケイ製法では、手を入れて内側から縫うために履き口が広いデザインに限定される。

 


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